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去る7月16日、岐阜市立芥見東小学校で開催された、中将姫誓願桜の“いのち”の種授与式の様子を報告します。
気温が36℃を超える記録的な暑さの中、全校生徒が体育館に集まり、式は行われました。
はじめに、保存会の玉田会長より種集めの様子が報告されました。
(写真上:会場に集まった芥見東小学校全校生徒の皆さん)
(写真下:写真等を交えながら熱弁する保存会の玉田会長)
~苦労した種集め~
中将姫誓願桜のいのちの種は、保存会の皆さんにより集められました。
誓願桜は子孫を残すのが大変難しい珍種であるため、種そのものの数が少なく、また、小さいため、専門家による慎重な作業が必要でした。このため、保存会では樹木医の指導を受けながら木の周りに落ちた種を何度も何度も根気よく探したそうです。
こうして集められた貴重な種20gを桃色の化粧箱と一緒に受け取りました。
(写真上:誓願桜保存会のみなさん)
(写真下:中将姫誓願桜の種)
~生徒さんからのメッセージ~
生徒さんから“宇宙に千年の願い”をこめた素敵なメッセージをいただきました。ありがとうございます。
このメッセージは名刺サイズに縮小して、種と一緒に宇宙を旅する予定です。皆さんの熱い思いが種を守ってくれると信じています!
(写真:生徒さんからいただいたメッセージ)
6月3日、元NASA宇宙飛行士リロイ・チャオさんが中将姫誓願桜を訪れることになり、地元の芥見東小学校と藍川東中学校の生徒さんとの交流が計画されました。講演会の計画では、両校の先生と保存会の皆さんが何度も集まってプログラムの検討を行い、生徒さんは手作りの記念品や応援幕の製作に取り掛かるなど、チャオさんの来訪を心から楽しみにしていたとのことです。
当日は両校あわせて千名の生徒さんと保護者や保存会の方々が芥見東小学校の体育館に集合し、凄い熱気に包まれていました。
午前10時過ぎにチャオさんが芥見東小学校に到着しました。校長室で大竹校長先生や玉田保存会長と歓談をしながら待機。そして宇宙服への着替えも終わり準備が整いました。
この日の宇宙服は、実際に第10代国際宇宙ステーション船長として着用していたときの大変貴重なものだそうです。これには一同感激でした!ありがとうチャオさん!
(写真は右から大竹校長先生、リロイ・チャオ宇宙飛行士、玉田保存会長、弊社長谷川プロデューサー)
いよいよ入場です。大きな歓声と拍手の中、チャオさんがにこやかに演壇に登ります。
チャオさんの講演が始まりました。テーマは『地球へのラブレター』 。宇宙飛行士になろうとしたきっかけや宇宙飛行士としての活躍の様子、そして、チャオさんが撮影した宇宙から見た地球の表情の数々が紹介されました。特に真上から見た富士山やピラミッドに子供たちから大きな歓声があがりました。
(写真は演壇で講演するリロイ・チャオ宇宙飛行士)
冒頭、星出宇宙飛行士が国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に行ったことを取り上げ、『スッゲー!!』とチャオさんが大声で言ったときは、とりわけ大きな歓声が上がりました。多分、学校で流行言葉になるでしょう。講演終了後、小中学校の代表者数名からの質問に対して、自身の体験を交えながら楽しそうにチャオさんが回答していました。そして、記念品交換。生徒さんが地場さんの和紙に思いを描いたものや英語での挨拶など、心のこもったおもてなしにチャオさんも大喜びでした。最後に誓願桜を保存会の皆さんと一緒に視察しました。
講演の中でチャオさんは、『夢を持とう。ゴールのイメージを持とう。それに向かって努力しよう。夢を追い続けるんだ!そうすれば必ず夢は叶う!』 と力説していました。生徒たちの目の輝きを見て、鳥肌が立つほど感激している自分がいました。生徒には必ずこのメッセージが伝わったと思います。私自身もあきらめていた目標にもう一度挑戦しようと思いました。将来この地から宇宙飛行士が誕生したら凄いことですね!
最後になりますが、チャオさんの来日が決まってから短期間にもかかわらず、ご協力いただきました学校、保存会、地域の皆様、岐阜市の皆様に厚く御礼を申し上げます。これからも宜しくお願いします。